動物病院における犬と猫の鍼治療

当院の針治療の特徴は、東洋医学では中国式、日本式など様々な鍼灸治療がありますが、

YMSA(山元式新頭鍼療法)という治療法を行っています。山元敏勝医師により開発され、欧米で45年以上にわたり治療、講演を行われてきました。

日本ではまだ知名度が低い治療法ですが、ドイツやオーストラリアでは、医学部の授業に採用されています。

マイクロシステムという対応するツボを用いるため、神経疾患、椎間板ヘルニア、関節疾患、内臓疾患などほとんどの疾患に対応できます。

犬や猫のペットの針治療では、当院でこの治療を日本で初めて行いました。

またYNSAを発展させた、尾鍼療法を開発しています。

頭や尾を刺激する治療なので、飼い主さんにもマッサージなどでツボを刺激してもらうことができます。

椎間板ヘルニアのリハビリなどではとても治療効果の高い治療法です。

 

参考資料

Noriko Shimizu, Nashiku Shimizu, YNSA and Tail Acupuncture, メディカルトリビューン