犬の前庭疾患(めまい、起立困難、歩行困難、眼振、斜頸、発作)に対する鍼治療
犬の前庭疾患に鍼治療を行うことで、症状の緩和や回復が期待できます。
特にYNSAは人の脳梗塞などの治療として有効性が高いので、犬の前庭疾患の治療においても回復が早まります。
寒い季節、血流が悪くなり、日照不足からビタミンDも不足し、症状が悪化しやすくなります。
鍼治療の効果
①疼痛の緩和
②炎症の軽減
③筋肉の緊張緩和
④内臓機能の調整
⑤神経系の刺激による鎮痛物質や脳内ホルモンの産生
⑦免疫力の向上
前庭疾患の治療法
①嘔吐には制吐剤などが用いられます。
②水分摂取が困難な場合は輸液療法を行います。
③食事補助が必要な場合があります。
④脳炎などが疑われる場合はステロイドの投与が行われる場合があります。